Go To ハート to アート


表題を見て例の経済振興キャンペーンのことかと思った方、いらっしゃいますでしょうか。実は今回のブログはそういったお話ではありません。
今回は、当プロジェクトの活動のお知らせについて書いていきます。

年明け1月17日に千葉県松戸市で「ハートtoハートまつど懇談会」を開催します。
これは年1回開催している(と決めたわけではありませんが実質年1回なっている)、ひきこもり当事者・経験者のほか、ご家族やひきこもりに関心のある方などいろいろな立場の人が集まって対話・交流するというイベントです。
今回のイベントでは、普段から親交のあるひきこもり当事者・経験者3名による楽しいトークセッションを実施した後、いくつかのテーブルに分かれて参加者同士(トークセッションを行った3名も含む)、ひきこもりに関して感じたことや考えたこと、アイデアや情報をみんなでお話ししてシェアします。

懇談会の終了後には、引き続き当プロジェクトの総会を公開で開催しますので、もしよければこちらにもご参加ください。

 
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ハートtoハートまつど懇談会
2021年1月17日(日)13:30-16:00

 

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ここで表題に誤植があると思われた方、鋭いですね。しかしこれは誤植ではなく意図したものなんです。
ここでピンと来た方、鋭いですね。よくホームページご覧いただいているということだと思いますので嬉しいです。
何のこと?何も気付いてないという方、何も問題ありません。引き続き以下のブログをお読みください。

今回のブログはハート to アートということで、そうです。「ハートtoハートまつど懇談会」のほかに、もうひとつのイベント「あけしめアートフェスタ」についてもお知らせしたいと思います。

「あけしめアートフェスタ」は、ひきこもり当事者・経験者など生きづらさを抱えたことのある人達が創作した作品を展示するイベントで、3月7日に東京都板橋区で開催します。

ひきこもり経験者が、当時一生懸命に絵を描いていて、その時の心境を「絵を通して社会とつながることができるのではないかという想いを持っていた」と語ってくれました。
そんな想いから生まれた本イベント「あけしめアートフェスタ」は、当事者・経験者が主体的に企画・運営を行う「ゆ~るlinks(ゆるリン)」の活動として開催します。

現在、出展者を大募集しておりますので、絵だけでなく、詩や写真、音楽、書、彫刻、踊りなど何らかの創作を行っている当事者の方は、ぜひご応募ください。
詳細は、ホームページ(特設ページ)をご覧ください。

さらにさらに、「ひきこもりからひきこもり宛に出す年賀状」という企画も実施しています。
年賀状というと、家族・子どもの写真や社会で頑張っている姿を見ることになるのでつらいと感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、本企画は他人と自分を比較したりするようなものではありません。
架空のひきこもり当事者、または過去/未来の自分自身に宛てて年賀状を出すイメージで、はがき(裏面)に何かメッセージを書いて送るというものです。
はがきに書くメッセージや絵も本人の創作という意味では同じなので、あけしめアートフェスタの特別企画として実施します。

もう元日には間に合わないと思いますがご安心ください。1月末まで募集していますので、年明けから作成・送付していただいて問題ありません。

ひきこもり状態で外出や人と接するのが難しくても、はがきを書いて送るだけでゆるーいつながりを感じられる、そんな企画になるといいなと思ってます。(これは11月に開始した聞くだけで参加できるわーほりラジオ「ヒルトーク」にも通じる部分でもあります)
どうぞお気軽におはがきをお送りください。

以上、新型コロナウイルスの状況も大変気になるところではございますが、感染対策も十分に実施した上でこれらのイベント開催していきたいと思っております。来年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

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あけしめアートフェスタ(特別企画:ひきこもりからひきこもり宛に出す年賀状)
2021年3月7日(日)10:00-17:00